チップ運搬車とは?②チップ運搬車の種類と特徴について解説
和歌山市の運送会社 高橋木材運輸です。
今回はチップ運搬車とは?①に引き続き、チップ車の種類とそれぞれの特徴について解説します。
前回の記事はこちら
チップ運搬車とは?
チップ運搬車(以下チップ車)とは、紙やパーチクルボードの原料、バイオマス発電に使用する木材チップや牧場の堆肥に使用するおがくずを運ぶためのトラックです。
基本的にチップ車は荷台部分に屋根がない箱型の荷台を装着しており、あおりが非常に高いのが特徴です。
積み込むときは、天井がない上部からショベルローダーやフォークリフト、ホッパー等で積み込みます。
軽量で多量な荷物の運搬に適しておりますので、チップのほかにもRPF(リサイクルが困難な廃棄物を原料とした固形燃料)等の運搬も可能です。
チップ車は「側面解放車」「ダンプ車」「スライドデッキ車」の3種類があり、
それぞれ荷下ろしの方法が異なるため、荷下ろし場との相性が大切になります。
このコラムではそれぞれの特徴について解説していきます。
側面解放型
側面解放型は、ウィング車のように荷台の側面を跳ね上げられ、側面からの荷下ろしが可能な車両です。
ただし、荷下ろしの際はフォークリフト等の車両が必要となります。

ダンプ型
荷台を持ち上げ、積載した木材チップを一気に荷下ろしすることが可能な車両です。
荷下ろしは一番早いですが、荷台を高く持ち上げるので、高さが限られている荷下ろし場では注意が必要です。


スライドデッキ型
荷台のレールを稼働させて荷下ろしをします。ダンプ型と比較すると、荷台をダンプアップさせる必要がないため、
高さが限られている屋内や軒下でも天井高を気にする必要がありません。

まとめ
チップ運搬車について解説してきました。
チップ車は木材チップ、おがくずの運搬、輸送は当然ですが、軽量で多量なものの運搬、輸送に適しておりますので
木材チップ以外の運搬、輸送も可能です。
また、チップ車は形状によりそれぞれ荷下ろしの方法が異なるので、荷下ろし場の広さや特徴にあった車両の選定が必要です。
高橋木材運輸は上記3種類のチップ車を保有しており、荷主企業様のご要望に合わせた車両を選定しております。
木材チップの輸送、運送
その他チップ車での輸送物は高橋木材運輸にお任せください。
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